VBASYS塾が提供する ExcelVBA(マクロ) 中級レベル の講座です。
当講座で動作確認しているExcelのバージョンです。
Excel(Windows版) 2007 〜 2021 Microsoft365
今回、初級コースでは簡単にしか触れなかった
「オブジェクト」について その正体を詳しく解明して参ります。
Visual Basic については
初級コースで学習した内容のさらなるスキルアップ ・・・ だけでなく
配列、適用範囲、例外処理、デバッグ といった新たなプログラム概念についても学習します。
実践編では、事務処理の資料作成などではおなじみの「データ集計」を取り上げます。
もちろん「データ集計」といった細かな事象を学ぶことが
目的ではありません。
「手作業で行うことも多いデータ集計がどの様にシステム化されて行くのか?」といった システム開発の手順 や
Excelオブジェクトの Visual Basic での具体的な使い方などを学習します。
最後に Visual Basic を
カテゴリー別に分類した Tip集 も掲載していますので辞書としてご活用ください。
講座概要
VBASYS塾が提供する当講座では、ExcelVBA(マクロ)の中級レベルの下記課程を学習します。
(参考)
事前にVBASYS塾が提供する ExcelVBA講座 初級コース の受講をお勧めします。
■ExcelVBA講座 中級コース 基礎編■
ExcelVBA(マクロ)によるプログラミングにおいて必要な課程の中級レベルを学習します。
●Visual Basic●
プログラミング言語である Visual Basic の中級レベルの下記課程を学習します。
(上巻) : データ型、リテラル値と定数、変数、配列、演算
(下巻) : 適用範囲、プロシージャ、制御構造、例外処理、デバッグ
●プログラミング技法●
プログラミングについて必要な技能の中級レベルの下記課程を学習します。
1. システム思考
システム開発に必要な諸々の考え方を学習します。
2. プログラミングお作法
プログラムを作成する上での習慣(プログラミングお作法)を一通り学習します。
3. アルゴリズム
プログラミングする上での計算手順や処理手順(アルゴリズム)の代表例を題材に学習します。
4. システム開発
システム開発がどのような流れで行われているか一般的なシステムの開発手順を学習します。
5. コーディング
効率的なプログラムの記述(コーディング)方法のコツを学習します。
●Excelオブジェクト●
Excelオブジェクトの Visual Basic での使い方など中級レベルを学習します。
1. オブジェクトとは?
Excelオブジェクトの学習の前に、オブジェクト指向の要であるオブジェクトについてその正体を解明します。
また、オブジェクトを Visual Basic で使用する上での記述方法やオブジェクト変数の使い方などを学習します。
2. アプリケーション
Excelアプリケーションのオブジェクトを表す Application オブジェクトの取得方法や主なプロパティ・メソッドを学習します。
3. ブック
ブックのオブジェクトを表す Workbook オブジェクトの取得方法や主なプロパティ・メソッド および ブックのコレクションを学習します。
4. ウィンドウ
ウィンドウのオブジェクトを表す Window オブジェクトの取得方法や主なプロパティ・メソッド および ウィンドウのコレクションを学習します。
5. ワークシート
ワークシートのオブジェクトを表す Worksheet オブジェクトの取得方法や主なプロパティ・メソッドを学習します。
6. セル
セルのオブジェクトを表す Range オブジェクトの取得方法や主なプロパティ・メソッド および セルのコレクションを学習します。
7. イベント
Excelで使用可能なイベント および イベントプロシージャの記述方法について学習します。
■ExcelVBA講座 中級コース 実践編■
事例研究の題材として、事務処理の資料作成などではおなじみの「データ集計」を取り上げます。
手作業で行うことも多い「データ集計」のシステム化を通じて「中級コース 基礎編」をベースにした実践的なプログラミングを学習します。
●プログラミング技法 データ集計●
「中級コース 基礎編 プログラミング技法 システム開発」の手順にのっとり「データ集計」のシステム設計やプログラムの処理手順を検討します。
●Excelオブジェクト データ集計●
検討したシステム設計やプログラムの処理手順に基づき「データ集計」のシステムをExcelオブジェクトを活用して作成します。
●Visual Basic データ集計●
Visual Basic の機能を活用して、システムの統合や機能の拡張そして今回使用したExcelオブジェクトと同じような機能を Visual Basic で作成し再現するといったことにも挑戦します。
■ExcelVBA講座 中級コース Tip集 Visual Basic基礎編■
Visual Basic の下記カテゴリー別のTip集です。
数値、文字列、日付、時間、フォルダとファイル
辞書としてご活用ください。
アプリ操作方法
(1) メイン および 目次 の画面について
アプリを起動すると
メイン の画面が開きます。
基礎編 [Visual Basic(上)]ボタン 〜 Tip集 [Visual Basic基礎編]ボタンで
目次 の画面が開きます。
[サンプル]ボタンは、当講座で使用の
サンプル ファイル (zip圧縮ファイル)をダウンロード用のフォルダに保存できますので、パソコンにコピーするなどご利用ください。
目次の画面の
リンク先 をタップして
ページ を閲覧します。
[メイン]ボタンでメインの画面に戻ります。
既読したページは、目次の色が変わります。
ただし、アプリを終了するとリセットされます。
(2) ページ の画面について
ページ の画面には、それぞれ機能を持ったボタンなどがあります。
[目次]ボタン
目次の画面に戻ります。
[前ページ][次ページ]ボタン
1ページずつ前後に移動します。
各ページのリストボックス
リストボックス内のページを選択して移動します。
[イメージトレーニング]ボタン
[イメージトレーニング]ボタンは適時ページ内にあり、イメージトレーニング の画面を表示します。
[画面トップ]ボタン
ページのトップに移動します。
(参考)
ページに表示のバージョンは、当講座で動作確認しているExcelのバージョンです。
(3) イメージトレーニング の画面について
各ボタンを操作し画面を切り替えてください。
[|<]ボタン
最初のページを表示します。
[前ページ]ボタン
前のページを表示します。
[次ページ]ボタン
次のページを表示します。
[>|]ボタン
最後のページを表示します。
[早送り]ボタン
自動早送りで表示します。
自動早送り中は[停止]ボタンになります。
[停止]ボタン
自動早送りを停止します。
[閉じる]ボタン
元のページの画面に戻ります。
(4) 設定
メイン画面の[設定]ボタンで設定画面を開きます。
アプリ起動時の画面
アプリを終了した後の起動時の画面を設定します。
画面の向き
画面の向きを設定します。
縦固定はサイズによりボタンなど隠れる場合があるのでスマホは横固定を推奨します。
イメージトレーニング/早送り間隔(秒)
イメージトレーニングの早送り間隔を設定します。
[設定]ボタン
設定を変更した場合は、このボタンを押します。
[キャンセル]ボタン
設定を変更しない場合は、このボタンを押します。
[当塾規定値にリセット]ボタン
当塾規定値にリセットする場合は、このボタンを押します。
構文等の表記
当講座の解説は、以下の表記方法で統一しています。
構文の ...は、繰り返し複数記述できることを意味します。
例.
Sub プロシージャ名 (引数名 As データ型,...)
「引数は複数指定可能」という意味になります。
構文の [ ] は、記述を省略できることを意味します。
例.
MsgBox(prompt[, buttons] [, title] [, helpfile, context])
第2引数からは、引数の記述を省略できます。
例.
If 条件式 Then
処理1
[ Else
処理2 ]
End If
処理2の記述は省略できます。
プロシージャ例の名称には、章番号を元に表記されています。
「以前紹介したプロシージャ例です。」...
といった場合は、その章番号のページを参照してください。
例.
ex02_05_03プロシージャ
2.5.3章のプロシージャです。
プロシージャ例の解説では、必要のない限りプロシージャ名の章番号は省略します。
例.
Sub ex02_06_03_Main()
ex02_06_03_Sub1
ex02_06_03_Sub2
ex02_06_03_Sub3
End Sub
Sub ex02_06_03_Sub1()
MsgBox "命令1"
End Sub
解説例.
(1) Mainプロシージャをマクロ実行します。
(2) Mainプロシージャの最初のステートメントが実行されます。
(3) Mainプロシージャから、Sub1プロシージャが呼ばれます。
おことわり
当講座の目的は、事務処理などにおいて、有効かつ身近な道具である Excel および VBA を最大限に活用することにより、受講の方がクリエイティブな仕事を遂行し、快適な生活を送っていただくことにあります。
当講座は原則として、ExcelVBAのヘルプ や Microsoftの刊行物、および、情報処理技術やプログラミングなどの一般原理に基づき作成しています。
裏技などを積極的に推奨し提供するものではありません。
¥(円マーク)が \(バックスラッシュ)で表示される場合があります。
その場合は ¥(円マーク)で読み替えてください。
例.
変数名などにプレフィックスを使用している場合があります。
ただし、当講座でプレフィックスを推奨している訳ではありません。
いく通りもの記述方法があるというような場合、任意でいずれかの方法を用います。
断わりのない限り、何故その方法を用いたかの理由は特にありません。
例.
セルの値の消去として、次の二通りの方法を任意に用います。
Range("A1").ClearContents
Range("A1").Value = ""
数値のデータ型については、大は小を兼ねるということで、Excel32ビット版で取り扱える範囲の一番広い Long (長整数型) と Double (倍精度浮動小数点数型) を原則として使用します。
改行の組み込み定数には、vbCr、vbLf、vbCrLf がありますが、MsgBox関数の引数 prompt では組み込み定数 vbCr に統一し使用します。
他の類似の関数やメソッドなども同様です。
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